PIC10F206でフルカラーLEDの点灯

SOT23パッケージの6ピンのマイコン、PIC10F206をつかってフルカラーLEDを点灯させてみました。写真では、ブレッドボード上に回路を組んであり、PIC10F206は、変換アダプタを使用してDIPサイズへとピッチを変換してあります。

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回路図

PIC10F206には、I/Oピンが4つしかありません。そのうちのGP3は入力専用です。のこりの3つをつかってLEDの点灯を制御します。使用しているフルカラーLEDは、アノードコモンタイプです。I/OピンをLowにすることによってLEDが発光します。電流制限抵抗の値は、各色の発光具合(流す電流がおなじでも輝度がそれぞれ異なります)を見て決めてください。

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プログラム

PIC10F206には、アナログ・コンパレータが内蔵されていて、対応するピンの起動時のデフォルトはコンパレータになっています。今回は、デジタルI/Oとして使いますので、コンパレータをオフにしておく必要があります。

赤、緑、青の各色の内蔵LEDを、赤 ⇒ 黄 ⇒ 緑 ⇒ シアン ⇒ 青 ⇒ マゼンタ⇒ 赤……というぐあいに、順繰りに点灯させていきます。赤と緑のLEDを発光させると黄に、緑と青のLEDを発光させるとシアンに、青と赤のLEDを発光させるとマゼンタになります。各色はソフトウェアPWM制御で256段階に変化させており、じわーっと七変化しながらおよそ5秒で一巡します。

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2007年1月31日作成