小さいで賞

RCDライタ、ケースなし部門

小さいで賞(RCDライタ、ケースなし部門) 作者 K太郎 さん
PICライターはRCDタイプを製作しました。今回はドングルタイプとし、空中配線のみで製作しました。利用したパーツは抵抗コンデンサーとも小形のモノ(1/4W)を選択しましたが、パーツの配線ミスで物理的に破損してしまって一個だけ通常サイズのもの(1/2W)を取り付けています。18ピンまで対応したモノを考えましたので、この構成になりました。寸法は縦30mm横25mm高さ17mmです。それぞれ一番長い部分で測定、おおよそ500円玉サイズで高さは9枚分ですから結構小さく出来たかなと思います。

組立時のポイントとしてできる限りICソケットの裏側にパーツを取り付けてしまって、基本的な縦の長さは18ピンソケットサイズにまとめ、よう心がけました。部品自体も小形である為ICソケットの足の高さの内側に配置できるだけ配置しました。最終的にD-sub9ピンへ必要な配線4本(3,4,5、7で4から8に対してはD-sub9ピン側で抵抗を利用して配線)をICソケット側から引っ張り出し、空中配線で所定の所に半田するという方法を取りました。D-subコネクタとICソケットの間はできる限り狭くするようにしたため、配線で使用した抵抗の足を上手く折り曲げることができず、多少(というか実際はかなり)歪んでいます。

電解コンデンサーが一番場所を取る為、タンタルコンに置き換えてみる事も考えましたが、ショートしたときの破裂が怖いのでパスしております。

写真ではも判るようにD-sub9ピンとICソケット間は配線と部品以外、隙間だらけである為ホットボンドを流し込んで固める予定です。完全に固まればICソケットに取り付けたPICの脱着も楽になるはずです。

選評

これは見た瞬間思わず「すごい!」と声に出してしまいました。コネクタとソケット、コレは小さくしようもありませんから仕方ないですが、逆にそれだけの大きさですから、すごいです。(しみっち)

Dサブコネクタと18ピンのICソケットの間に部品を詰め込んでいますね。部品の組み立て(半田付け)順序をあらかじめよく考えておかないと、つくることはできません。脱帽です。(FENG3)