小さいで賞

JDMプログラマ・ケース入り部門

小さいで賞(JDMプログラマ、ケース入り) 作者 sato さん
唯一手元にある完動品で初号機。中身はかなり汚いです。 初号機ではチップ部品や表面実装部品を一つも使っていないので、かなりいっぱいいっぱいです。 私も1年以上前にPICライタ製作に凝った時期がありまして、その時は小ささにこだわりをもって作ったので、今回の「ケース入りPICライタの製作部門」に応募してみることにしました。一言で言うと、シリアルコネクタシェルをケースにしたPICライタです。何個か作ったのですが、みんな友人に譲ってしまい、今手元にあるのは1台と半分(作りかけ)だけです。少しずつ基板に改良を加えながら、5台目でくらいでだいぶまともになりました。

苦労したところとして、18ピンのICソケットはこのシェルケースからはみ出してしまうので、ケースの両脇に穴をあけて中に引き込んでいます。ソケット自体はケースと接着剤でつながっており、ピンに直接リード線がハンダ付けされています。LEDはPOWERとBUSYの確認用です。

45mm x 30mm x 21mm(コネクタ部含む)

40mm x 30mm x 21mm(コネクタ部除く)

幅の最細部は20mm。ソケット幅は23mm。

基板サイズ 26mm x 18mm

初号機の中身です。かなり酷いことになっています。コンデンサでほぼ埋まってしまっています。
選評

受賞したのは、左の写真5枚のうち、上から1枚目、2枚目の写真の作品です。残りの3枚は、表面実装用の電解コンデンサを使用しているので今回のコンテストの規定からはずれるのですが、それ以外の部品は通常のサイズのものを使用しており、LEDを2個つけてケース入りでJDMプログラマをここまでここまでコンパクトにつくれるという実例として紹介してあります。それにしても、基板加工機をお持ちとは、うらやましいかぎりです(FENG3)。

ケースはDサブ9ピンのシェルで小型化し、そしてLEDはネジ取り付け部分の隙間というのがいいですね。専用基板タイプは、応募の決まりからははずれてはいますが、部品も表面実装というのが惹かれました(しみっち)。

最新版の作りかけの物です。かなりすっきりしました。回路は完成しているので、あとソケットをつけてリード線をつなげば動きます。
上のと同じものです。ケースから出してみると、かなり小さいことが分かります。
最新版の基板です。この上に直接部品をハンダ付けします。この基板は基板加工機を使って削りだしています。