デザイン賞

JDMプログラマ、ケース入り部門

デザイン賞(JDMプログラマ、ケース入り部門) 作者 TaJi さん
「参加希望部門」

ケース入りPICライタの製作部門(JDMプログラマ)

「作品についての簡単な説明(工夫したところなど)」

このJDMプログラマ(FENG3さんバージョンのJDMプログラマ改良版)作成当時(2003/08頃)、使っていたノートPCのポートリプリケータ(所謂、ベース)に直接接続して書き込みができれば便利だと思い、COMポート変換のケースに直接組み込んでみました。

特徴は、とにかく丈夫であること(落としてもケースが丈夫なのでびくともしません)と、ポートリプリケータにダイレクトに接続する場合には、余分なケーブルが無く、すっきりできるというところです(最近、このノートPCが壊れたため、デスクトップPCで使っているのですが、この場合は、つけたりはずしたりが面倒ですが…)。ちなみに、見ての通り、このプログラマ単体では、18ピンのPICまでの対応となっていますが、変換基板を使い16F877などの40ピンのPICまで対応できます(なぜか18F452が使えません、電圧が足りないのかも知れません)。

そして、以下は工夫と言うより、反省点ですが…。空中配線多用したため、自分でもわけがわからなくなってしまいました。しかも、配線にLANケーブルの中身の単線を使ったために、少し曲げると切断という事態に陥り、最終的にはホットボンドでガチガチに固めました。前面のアクリル板の加工も正確ではありません(ピンバイスでの手動での穴あけ作業だったので途中で手抜きです…)。

「作品のサイズ」

それぞれ、一番大きいところを計測しました。

高さ:16mm

幅:55mm

奥行き:63mm

選評

PICライタのサイズという観点からみれば、驚くほどの小ささではありません。ケースの中身をみれば、美しいとはけっしていえないでしょう。でも、このJDMプログラマは、ICソケットとLEDが赤、黄、緑と、交通信号の順序のように一直線にアクリル板に並んでいるのです。つまり、使いやすさや実用性という観点からみれば、9ピン・25ピンのDサブコネクタのシェルに無理なくライタの回路を収納した、「自己中心的」でない面をもっているのではないでしょうか(FENG3)。