Den2Prog Ver.2.2
Den2ProgV2.zip ( 167KB, Build 2011-02-21 )
Den2Prog Version 2.2 の特徴と変更点
備考
* JDMプログラマを使用してPIC12F/LF1822やPIC16F/LF 18XX / 19XX 系列のデバイスにプログラミングする場合は、下図のようにVPP の電圧を制限する回路を付け加える必要があります(図1参照、JDMプログラマの場合、Den2Progは高電圧プログラミング・モードでプログラミングします)。LFタイプのデバイスでは、5Vから3.3Vへ電源電圧と信号の電圧を変換する必要があります(図2参照)。
図1 ツェナダイオードを使った簡単な回路
図2 ダイオードと抵抗を使った簡単な回路
** FT232R をビットバンモード・プログラマとして使用する場合の各信号の接続は下図のとおりです。
「電伝君」では、USB未接続時の電流回り込み対策を兼ねて反転スイッチ回路を挿入していますので、FT232R をビットバンモード・プログラマとしてDen2Progで使用する場合も信号を反転させます(図3参照)。
図3 FT232Rとデバイスとの接続
FT232Rのビットバンモード・プログラマの場合、Den2Progは単電源(LVP)プログラミング・モードでプログラミングします。そのため、PICマイコンのコンフィギュレーション・ワード中のLVPビットを‘0’にプログラムした場合は、JDMプログラマなどの高電圧プログラミング可能なプログラマでデバイスを消去して元に戻しておく必要があります。なお、単電源プログラミング・モードで単電源プログラミング・モードを無効にする(LVPビットを‘0’にプログラムする)ことはできません。
FT232Rのドライバについての注意事項
FTDI CDMドライバのWHQL承認済の最新のドライバ(2.08.02、インストーラ付き、2011-2-21現在)で、パソコンがスリープモードから復帰したとき、Den2Progが反応しなくなることがあります(作者のWindows7で発生、WindowsXPでは起きていない)。その場合は、USBケーブルを再接続することによって正常に機能するようになります。
CDMドライバの最新版はWHQL未承認の暫定版(2.08.08、2011-2-21現在)ですが、これをインストールしてDen2Progを使用すると、Windowsがフリーズすることがあります(作者のWindows7で発生しました)。その場合はドライバをアンインストールし、WHQL承認済のドライバをインストールしなおしてください。
ドライバのアンインストーラ(CDM Uninstaller 1.4)
サポートデバイス一覧
PIC16F84A
PIC12F1822*, PIC12LF1822*
PIC16F1823*, PIC16F1824, PIC16F1825, PIC16F1826, PIC16F1827, PIC16F1828, PIC16F1829
PIC16F1933, PIC16F1934, PIC16F1936, PIC16F1937, PIC16F1938, PIC16F1939, PIC16F1946, PIC16F1947
PIC16LF1933, PIC16LF1934, PIC16LF1936, PIC16LF1937, PIC16LF1938, PIC16LF1939, PIC16LF1946, PIC16LF1947
備考
*現在のところ、JDMプログラマを使用した場合、Den2Progのデバイスリストからこれらのデバイスの選択はできますが、実際には書き込めません。
著作権と免責事項
このソフトウェアはフリーウェアとして提供されますが、使用にあたっては下記に同意する必要があります。
このソフトウェアの著作権は、法律で保護されています。このソフトウェアの使用、配布、複製は著作権者の許可なく無料でおこなえますが、商行為には著作権者の許可なく利用できません。
このソフトウェアにはバグがあるかもしれませんし、著作権者はこのソフトウェアのバグの修正やこのソフトウェアがあなたの期待通りに動作することを保証するものではありません。
このソフトウェアの仕様の変更や改良は事前の予告なくおこなわれることがあります。
学校や教育機関、教育現場以外の方からの質問やお問い合わせにはお答えできかねます。
このソフトウェアは無保証であり、このソフトウェアの使用により生じた直接間接の損害にたいし、著作権者は責任を負いませんし、補償もしません。あくまで自己責任において使用してください。
Microchip、PIC、PICmicro、In-Circuit Serial Programming、ICSP、MPLAB、MPASM、PICkit 等は米国 Microchip Technology Incorporated の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、.NET Framework 等は米国 Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
2011年3月01日更新
2011年2月17日作成
Den2Prog
Den2Prog は特定のPICマイコン1機種に限定した、PICライター搭載ロボットカー専用のプログラム書き込みソフトです。
操作はいたって簡単で、プログラムファイル(Hexファイル)を ドラッグ アンド ドロップして「プログラムを書き込む」ボタンを押すだけです。コマンドラインからファイル名を引数にして実行することも可能です。必要であれば、操作パネルでファイルを出力したり、デバイスを消去したりする個別の操作もできます。
サポートしているPICマイコンとプログラム書き込み器(PICライター)は対になっています。
他の機種のPICマイコンにカスタマイズを希望される場合は、ご相談ください。ただし、日本国内の学校や教育機関、教育現場以外の方からのご相談には応じかねます。
Den2Progのダウンロード(2010年9月30日、den2prog.zip、バージョン1.0.0、ZIP形式圧縮ファイル、46KB)
ダウンロードされる前に著作権と免責事項をお読みください。
動作環境
Windows XP、Windows Vista、Windows 7。ただし、64ビット版の Windows は除きます。
.NET Framework 2.0 以上 がインストールされていること(Windows Vista、Windows 7 には標準でインストールされています)。
Windows XP の場合は、Microsoft .NET Framework のバージョン2.0以上をインストールしてください(SP3より古い WIndows XP に .NET Framework 3.0 以上をインストールする場合は、事前に Windows Update を実行して SP3 を適用してください )。
使い方
適当なフォルダにダウンロードした den2prog.zip を解凍し、マウスで den2prog.exe をクリックすると起動します。
はじめて起動したときは、PICマイコンの機種名と使用するシリアルポートを選択します。 | |||||
PICマイコンの機種名とシリアルポートを選択したら、Den2Prog は プログラムファイル(Hexファイル)のドラッグ アンド ドロップを受け付けるようになります。コマンドラインでプログラムファイル名を引数にして起動する場合は、ここで「終了する」ボタンまたは「×」を押して Den2Prog をいったん終了します。次回からコマンドライン引数を受け付けるようになります。 | ||||
codelock_test.hex | |||||
Hex形式のプログラムファイルを マウスで Den2Prog のフォームの中へドラッグアンドドロップします。 | |||||
「プログラムを書き込む」ボタンをクリックすると、プログラムが自動的に書き込まれます。 | ||||
より細かい操作がしたい場合は、右下隅の三角ボタンをクリックすると、操作パネルが表示されます。操作パネルを隠す場合はもう一度三角ボタンをクリックします。 | ||||
このソフトウェアはフリーウェアとして提供されますが、使用にあたっては下記に同意する必要があります。
このソフトウェアの著作権は、法律で保護されています。このソフトウェアの使用、配布、複製は著作権者の許可なく無料でおこなえますが、商行為には著作権者の許可なく利用できません。
このソフトウェアにはバグがあるかもしれませんし、著作権者はこのソフトウェアのバグの修正やこのソフトウェアがあなたの期待通りに動作することを保証するものではありません。
このソフトウェアの仕様の変更や改良は事前の予告なくおこなわれることがあります。
学校や教育機関、教育現場以外の方からの質問やお問い合わせにはお答えできかねます。
このソフトウェアは無保証であり、このソフトウェアの使用により生じた直接間接の損害にたいし、著作権者は責任を負いませんし、補償もしません。あくまで自己責任において使用してください。
Microchip、PIC、PICmicro、In-Circuit Serial Programming、ICSP、MPLAB、MPASM、PICkit 等は米国 Microchip Technology Incorporated の商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、.NET Framework 等は米国 Microsoft Corporation の商標または登録商標です。
2011年3月01日更新
2010年9月30日作成